神奈川県住宅供給公社がオープンした新しい施設「Kosha33」。
“くらしリノベーション”をキーワードに4つのゾーンで住宅や暮らしについての情報発信を行っています。ゾーンのひとつ「ライフデザインラボ」で開催された「くらしのマルシェ」で食マルシェのコーディネートを担当しました。

テーマは「食」×会場は「神奈川県」住宅供給公社。
神奈川県といえば、横浜や湘南鎌倉に代表されるように、海辺の都市の印象が強いイメージです。そこで今回は地元の海の恵みを伝える「海の地産地消」をコンセプトに全体コーディネートをしました。

【出店者】今井かまぼこ

地元横浜の港で水揚げされた新鮮な魚でつくる「手造りさつま揚げ」専門店。
当日は「たこ焼き風はま焼き」のほか、バラエティ豊かな商品を販売いただきました。
お昼頃には一旦売り切れたため、商品を追加。以前から気になっていた、という隠れファンの方も来場されて終始人気のブースとなりました。

【デモンストレーション】ぶんこのこんぶ(里海イニシアチブ)

八景島シーパラダイスの海で立派なコンブが育っていること、知っていますか?
ぶんこのこんぶプロジェクトでは、コンブを育てることで地球上の二酸化炭素を固定化する取り組み(ブルーカーボン)を実践しています。当日は、金沢文庫の海で育った「生コンブ」のデモンストレーションをしていただきました。4メートル級の生コンブを触ったり持ち上げたり…
来場者だけでなく運営スタッフも一緒になって「ワー!キャー!」大騒ぎ(苦笑)。大人も子供も楽しめる、大興奮のブースとなりました。

【出店者】AS muffin(アズマフィン)

AS muffin(アズマフィン)では、「青のり」が入った「じゃがいも&青のりマフィン」をはじめ、地元の野菜を使用した手作り野菜マフィン各種を販売しました。季節限定の「スナップえんどう&自家製レモンカードマフィン」はこの日が最終販売日とあって、大人気でした。

目の前のたべものに「ハテナ?」を持つと…面白い!

今回、マルシェをコーディネートしながら改めて確信しました。
「たべること」は毎日誰もが経験していることですが、日常茶飯事(おぉ!まさに…茶と飯)としてスルーしてしまう一歩手前で「ハテナ?」を持って向き合うと「たべる」がさらに楽しくなります。

疑ってかかれ!と言っているわけではなくて、ふだん食べているものについて、もう一歩深く興味を持ってみると面白いよ、というオススメです。
目の前のたべものが、

  • 何処から?
  • 誰から?
  • どのようにして?ココにあるのか

「ハテナ?」があれば、知りたくなるでしょ。

知識を蓄えるだけの「お勉強」だと覚えられないけど「?」が「!」に変わる経験で知ったことはスンナリ頭に入ってきます。

お出汁のコンブが海の環境を良くする一役を担っていたり、横浜の海で獲れた魚がおでんの具材になっていたり…
神奈川の食には身近なところに「!」が隠れています。

ハテナが驚きに変わる場所

野菜マフィンのお店を始めるまで、自分が住んでいる横浜に豊かな農地があることを知りませんでした。また「地産地消」という言葉の意味は分かっていても、実感してなかったと思います。

畑へお邪魔する機会が増えて、生産者の話を聞いてみて…これまでなんとなく手にしていた食材のひとつひとつに「なぜそうなのか」という理由や、工夫やこだわりがあること。実体験を通して得た知識は、驚きと楽しさと、そして初めて納得感をもたらすものでした。

たべることに関する「?」→「!」の経験があると、食の楽しさがぜんぜん違う!ということも今はすごく分かります。

マルシェや人と人が集うイベントは、単に知る機会がある場所というだけではなくて「経験」として新しい知識と出会うことができます。

「?」→「!」が生まれる 瞬間をもっとつくりたい。
今回のマルシェが「ハテナ?」のきっかけになっていれば、嬉しいです。