さかなメデリストの活動をはじめて早1年。
『仕事なの?趣味なの?』という質問を時折いただきますが、そこへの明確な線引きはなく。現時点であえて答えるなら「さかなメデリストという生き方をしています」でしょうか。

好きで始めたことなので、もちろん楽しいのだけど正直しんどいなぁと思うときもあります。それでもアクセル踏み続ける原動力となっているのは、海辺での楽しい記憶と水中での強烈な記憶です。

海中で魚と見つめあった記憶

初めて潜った海で出会った大きなマダイ。
悠然と泳ぐマダイと目が合った瞬間に感じたあの…モゾモゾ感。
その正体を見極めたくて「さかなを愛でる10ヶ条」が生まれ、魚を愛でて、魚を食べて、さかなメデリストに至るわけです。
なんのこっちゃですが、私にとって「生き物の命をいただく」ことと「魚の命」を実感した瞬間だったと思います。

マダイと見つめあって「可愛い!」と「美味しそう!」が同時に沸き起こり、そんな自分に大困惑。なんだ…この説明つかない感情は!?タブーな楽しみを覚えたような感覚が、強烈な記憶として残っています。

モゾモゾ感を共有する

「可愛い」だけが強ければそのまま魚を食べられなくなったかもしれない。でも逆になぜか私の場合は「魚食いしん坊」に拍車がかかってしまいました。食材として目の前にある魚、せっかくなら美味しく食べてあげようぞ!そんな気持ちです。

あのモゾモゾ感を見極めるため、食べる前に魚と向き合うことをワークにしたのが「魚を愛でる10か条」。これから食べる魚と見つめあったり、口の中をのぞき込んだりします。

魚を片手にをみんなでワーキャー言いながら楽しむだけでも十分だけど、だれかと共有することで「モゾモゾ感」の正体に近づけるかも?そんな期待もあります。

海の「食べるを楽しく」したい

海の中で生まれた私の小さな戸惑いは、ワークショップやイベント開催を通じて徐々に「もっと魚と海を楽しみたい!」という気持ちに変わってきました。

自分(人)だけでなく、魚も海も楽しくするには、何ができるだろう?
そして「食べる」ことも含めて「楽しく」なるには??
自問自答と試行錯誤を続けているところです。
うん、やっぱり「生き方」という表現がしっくりきます。