「楽しい」の原体験、私の場合は磯あそび。
お気に入りの海辺から自宅までそこそこ遠かった(子供の足で40分位)ので頻繁に出掛けてたわけではないけど、いま思えばこの距離も良かったのかも。通学路とは違う道は冒険心を刺激して、ワクワクする気持ちが更に盛り上がる小一時間ほどの道のり。

秘密基地のような海辺

岩場と砂地がほどよく散在する小さな海辺は、人があまり訪れないまさに秘密基地のような場所でした。

周辺にいわく付きのスポットがあるうえに、潮の流れも速い遊泳禁止エリア。当時は訪れる人が少ないだけでなく、生き物の種類が豊富で、磯遊びにはもってこいの場所です。

大潮の時期は沖の方に比較的大きなタイドプールができるので、逃げ遅れた小さなネコザメや、大きなイソガニを捕まえては、うっひゃー!と大騒ぎ。
イワガキをイソギンチャクに餌付けしたり、タマ(と呼んでいたけど多分、ナガラミ)を集めたり。ミズクラゲを投げ合う「クラゲ合戦」もやったなぁ。

海辺のおにぎりは最強

コンビニはもちろん、売店も海の家もないので食べるものは持参です。
海辺で食べるおにぎりは本当に美味しい!
海水の塩気が残る口の中に広がる、お米の甘味と海苔の薫りが最高。

記憶の中での味なので、思いっきり美化する方向にバイアスかかっていると思うけど、空腹と心を満たす「海辺のおにぎり」を超える「ごきげんフード」には未だに出会えていません。

食べることと楽しむこと

獲ったナガラミは翌朝のお味噌汁に。
天草を集めて干して、トコロテンを作った。
海草も拾って食べてたな。

海から食べ物が生まれる。
海には楽しいことと、美味しいことが詰まっている。

誰にも教えたくない秘密基地のような海辺で私の「たのしい」の原体験は生まれました。